フィリピン支援、大国の責任 日系米司令官が中国けん制

 【共同】日系米国人初の海軍大将のハリー・ハリス米太平洋艦隊司令官は18日、東京都内で記者会見し、台風30号で被災したフィリピンへの米軍の救援活動について「仲間が困っている時に手を差し伸べるのが友人だ」と強調、大国の責任として取り組むと述べた。

 米軍は今回、タガログ語で「支え合い」を意味する「ダマヤン」作戦を展開している。司令官が災害時における大国の責任に言及することで、米国に比べて存在感の薄い中国をやんわりけん制した形だ。

 司令官は、オバマ政権の「アジア重視」戦略を堅持していくと言明。自衛隊が海外としては過去最大となる要員のフィリピン派遣を決めたことについて「重要な貢献」と評価し、日米が協力して救援活動に当たることで同盟の絆を「実証できる」と述べた。

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