購入縮小、12月に必ず検討 セントルイス連銀総裁
- 2013年11月20日
- アメリカ発ニュース
【共同】セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁は20日、ブルームバーグテレビの番組に出演し、量的金融緩和第3弾(QE3)の縮小を12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で「必ず検討することになる」とした上で「雇用統計が強い内容ならば12月の可能性が高まるだろう」と述べ、12月会合前に発表される11月分の雇用統計が資産購入を縮小するかどうかの判断を左右するとの認識を明らかにした。
総裁はただ、就業者数の伸びや失業率など購入縮小に踏み切るデータの水準に関して具体的に触れなかった。さらに「縮小は景気がより勢いづくからであって、金融市場は問題なく織り込むだろう」と述べ、過敏な市場反応は起こらないとの見方を示した。
総裁はことし、FOMCで金融政策を決める投票権を持つ連銀総裁メンバーの1人。
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