米議会「重大な懸念」 合意批判、イランに不信
- 2013年11月25日
- アメリカ発ニュース
【共同】米下院のロイス外交委員長(共和党)は24日、イラン核協議の合意について「核兵器開発能力の鍵となる要素が温存され、イランの核計画に歯止めをかけていない」として「重大な懸念」を表す声明を発表した。
上院のメネンデス外交委員長(民主党)もAP通信に対し、イランが合意を順守しなかった場合に備え、追加制裁の準備を進めると語った。合意への批判やイランの真意を疑問視する声は党派を問わず上がっており、米議会内でイランに対する不信感が極めて根強いことを印象づけた。
北朝鮮が国際社会との合意を裏切って、核開発を進めたことを想起すべきだとの意見も相次いでいる。
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