中国空母、南シナ海へ出港 「初の戦闘群訓練」と報道
- 2013年11月26日
- 世界のニュース
【共同】新華社電によると、中国初の空母「遼寧」が26日、山東省青島市の基地から出港した。南シナ海やその周辺海域で科学研究や試験、軍事訓練を行う予定で、ミサイル駆逐艦2隻、ミサイルフリゲート艦2隻も参加。国内メディアは「就役以来、空母戦闘群として南シナ海で初の訓練」としている。沖縄県・尖閣諸島付近を通過する可能性もある。
空母は駆逐艦などと一体となって初めて戦力となるため、訓練を重ねることで運用能力の確立を目指す。国外の専門家らの間では中国の空母群の実戦配備には時間がかかるとみられているが、計画が順調に進んでいることをアピールする狙いもあるとみられる。
実際に南シナ海に空母が配備されれば、短時間で戦闘行動に入ることが可能となるため、中国と領有権を争うベトナムやフィリピンなど周辺国の警戒が強まりそうだ。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ