田中投手の米移籍が可能に 新入札制度で基本合意

 【共同】日本野球機構(NPB)と大リーグ機構(MLB)側との協議が難航していた新しいポスティングシステム(入札制度)が基本合意に達したことが5日、明らかになった。複数の関係者によると、入札額の上限を2000万ドル(約20億円)に抑え、最高額を提示した球団が複数の場合は各球団と交渉が可能だという。来週中にも正式に締結する見通しで、成立すれば、楽天の田中将大投手が今オフにも移籍可能になる。

 NPBの井原敦事務局長は記者会見し「文案の調整に入った。MLBとNPBでお互いに機関決定してサインできれば」と説明。早ければ来週中にも申請が可能になる。新制度では入札額の上限が設定される代わりに、下限を日本の球団が設定できるという。

 田中投手は昨年12月の契約更改交渉の場で、将来的な大リーグ挑戦の希望を球団側に伝えた。今オフの移籍は明言していない。球団側も入札制度の利用については態度を明らかにしていない。

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