計5カ所で使用の可能性 国連シリア化学兵器報告

 【共同】シリアでの化学兵器使用に関する国連調査団は12日、8月の首都ダマスカス郊外グータでの大規模攻撃を含めた計5カ所で、サリンなど化学兵器が使われた可能性を認める最終報告書を潘基文事務総長に提出した。

 グータについては使用を断定し、既に別の報告書で詳細を公表している。他4カ所のうち、3月に使用が疑われた北部ハーンアサルは、保健機関の資料や目撃証言に基づき「疑いを裏付ける、信頼に足る情報」があるとした。

 首都近郊ジョバル(8月)、北西部サラケブ(4月)など残る3カ所については、化学物質中毒を起こした被害者の存在を確認できたとする一方、どのように発射されたかなどの情報が不足しているとし、被害者の症状は化学兵器攻撃によるものと断定はできないとも指摘した。

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