タイ総選挙の登録開始 デモ隊は首都会場包囲
- 2013年12月23日
- 世界のニュース
【共同】タイの選挙管理委員会は首都バンコクで23日、来年2月2日に実施される総選挙の比例代表の立候補者登録受け付けを開始した。総選挙の延期を求める最大野党、民主党はボイコットし、反政府派は受け付け会場を包囲して反発。登録に支障が生じ、選挙戦は波乱の幕開けとなった。
選管によると、23日午前に受け付けを済ませたのは、与党タイ貢献党や連立与党だったタイ国民発展党など9政党。貢献党は首相候補となる比例名簿1位に再びインラック氏(現首相)を登録した。比例代表の受け付けは27日まで。選挙区は28日〜来年1月1日。
来年2月の総選挙実施を拒否する反政府派のデモ隊は、約23万人が参加した今月22日の大規模集会に続き、23日は約4000人(警察推計)が受け付け会場に集結。選管当局者は、午後2時半(日本時間午後4時半)現在で26政党が入場を阻まれ、登録できていないことを明らかにした。
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