鳥インフルエンザで市場閉鎖 違法販売が横行
- 2014年1月30日
- 世界のニュース
【共同】鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染拡大を防ぐため中国・上海市は30日、生きた鳥を扱う市場を閉鎖した。期間は3カ月だが、路上などでの違法な販売は続いており、完全な抑え込みにつながるかどうかは不透明だ。
生きた鳥の市場を全面的に閉鎖する地方政府も。専門家も完全な閉鎖が最善だとしているが、庶民の間では反対論も根強い。
上海にある農産物卸売市場の生きた鳥を扱う区域では30日午前、消毒作業を実施。市場で鳥を絞める作業に従事していた四川省の農村出身の男性は人けのない市場で「お上の決めたことだからしょうがない。閉鎖期間中は別の仕事を探すしかない」と力なく話した。
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