ブリヂストンを再摘発 米司法省、罰金4億2500万ドル

 【共同】米司法省は13日、大手タイヤメーカーのブリヂストンが自動車部品の価格カルテルに関与したことを認め、4億2500万ドル(約435億円)の罰金を支払う司法取引に同意したと発表した。ブリヂストンは2011年に別の価格カルテル事件に関わっており、今回再摘発された形だ。

 一連の自動車部品をめぐる価格カルテル事件で支払った罰金では、矢崎総業による4億7000万ドルに次ぐ高額となる。

 司法省によると、ブリヂストンは01年から08年にかけて、エンジンなどに用いる自動車用の防振ゴム部品を米国内で販売した際に、不正入札や価格操作を繰り返したという。トヨタ自動車や日産自動車など米国内の日系自動車メーカー5社と取引していた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る