大気汚染警報を引き上げ 北京市
- 2014年2月21日
- 世界のニュース
【共同】中国北京市は21日、市内の多くの観測点で微小粒子状物質「PM2.5」の観測値が深刻なレベルに達し、汚染物質が拡散しにくい気象条件が今後も続くなどとして、汚染警報レベルを、最悪から3番目の「黄色」から2番目の「オレンジ色」に引き上げた。
オレンジ色警報が出た場合、市は小中学校や幼稚園の屋外活動の停止を求めるほか、大人にも屋外の活動をなるべく減らすよう要請。建物の解体作業などが市内全域で禁止される。
北京市は20日、大気汚染が悪化したことから「黄色警報」を発令していた。21日午後も大気汚染指数が6段階のうち最悪から2番目の「重度汚染」となっている。
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