多連装砲対策を強化 韓国国防計画、人員不足も

 【共同】韓国国防省は6日、北朝鮮が南北軍事境界線近くに多数配置し、首都ソウルの脅威となっている多連装ロケット砲による攻撃に備え、一線の陸軍部隊司令官に空軍への攻撃要請権限を付与することなどを柱とする、2030年までの「国防改革基本計画」を策定したと発表した。

 徴兵制を敷く韓国では少子化の影響を受けて、将兵の数が現在の約63万3000人から、22年には約52万2000人にまで減る見通しで、対応を迫られている。

 韓国は竹島(韓国名・独島)周辺海域での警備や北朝鮮対策で、イージス艦を27年までに現在の3隻から6隻に増やす方針。だが今回の計画で海軍の将兵数は当面、現行の約4万1000人に据え置かれることになり、人員不足が今後顕在化しそうだ。

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