温暖化の影響報告書改定へ IPCC、25日開幕

 【共同】国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の総会が25日、横浜市で開幕する。第2作業部会が7年ぶりに改定する報告書で、地球温暖化によって社会や生態系が受ける影響をどう評価するかが焦点となる。世界の科学者と政府代表者約500人が、5日間にわたって協議し、31日に新たな報告書を公表する。

 日本でIPCCの総会が開かれるのは、1988年のIPCC設立以来、初めて。報告書は、2015年末に交渉期限を迎える地球温暖化対策の国際的な枠組みづくりに大きな影響を及ぼす。

 昨年9月に、温暖化の原因や気温上昇の予測を担当する第1作業部会は、人間活動が温暖化の要因である可能性を「95%以上」と指摘した上で、温室効果ガスの継続的な排出が極端な気象の増加など、さらなる気候の変化をもたらすと警告した報告書をまとめた。

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