マレーシア機の捜索再開 天候回復、6カ国が参加

 【共同】オーストラリア救難当局などは26日、同国西部パース沖2500キロのインド洋南部で、同海域に墜落したとされる消息不明のマレーシア航空機の捜索を再開した。悪天候のため25日朝から中断していた。

 オーストラリアの海事安全局によると、26日は天候が回復し、自衛隊の哨戒機など12機の航空機や、5隻の艦船が捜索海域に展開。韓国も新たに加わり、米中を含む6カ国が残骸の発見を目指す。日本の海上保安庁の小型ジェット機も26日、パース近郊のピアース空軍基地に到着した。

 飛行状況を記録したブラックボックスが沈んでいる可能性が高く、海中での捜索の準備も進む。自ら信号を発するブラックボックスのバッテリーは2週間足らずで切れるとされ、時間との闘いにもなっている。

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