研究不正防止本部を設置 理研、STAP問題受け

 【共同】STAP細胞論文の一部が捏造と判定された問題で、理化学研究所は4日、「研究不正再発防止改革推進本部」を設置した。本部長は野依良治理事長で、5人の理事のほか、理研の研究者がメンバーとなる。

 理研によると、推進本部の下に外部有識者による改革委員会を設置し、課題と改善策の取りまとめをする。これを受けて、推進本部が緊急に行う取り組みを策定するほか、実施状況の確認もする。

 政府は優れた研究者を確保するため、理研を高い水準の給与体系を導入できる「特定国立研究開発法人」(仮称)に指定して優遇する法案の提出準備を進めている。しかし、自民党行政改革推進本部の望月義夫本部長は、理研の再発防止策が不透明だとして、今国会中の成立は困難だとの見方を示している。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る