薄れる記憶、危機感訴え NYで被爆地の高校生ら

 【共同】ニューヨークで4月28日〜5月9日に開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議の準備委員会に合わせて催された関連イベントで、広島の高校生らが69年前の原爆投下や戦争の記憶が薄れている現状を訴えた。強い危機感を伝える一方で、被爆体験などの継承に向け、インターネットを活用して海外の若者らとの共有を模索するなど手応えも感じたようだ。

 「2008年に平和記念公園を訪れた日本の小学生100人に聞きました。答えは『はい』が44%、『いいえ』が56%。もう一つの質問には『はい』が24%、『いいえ』が76%。どのような質問だったか分かりますか」

 国連本部の会議室で4月29日に開かれた公開討論会。広島県の高校3年小川千尋さん(17)らのグループが、集まった欧米などの非政府組織(NGO)関係者ら約80人に英語で問い掛けた。

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