田中将が初完封で6勝目 開幕から無傷、石井に並ぶ

 【共同】大リーグは14日、各地で行われ、ヤンキースの田中将はニューヨークでのメッツとの交流戦に先発し、メジャー初完投、初完封で無傷の6勝目を挙げた。4安打無四球で8三振を奪った。打撃でも初安打をマークした。イチローは出場せず、試合は4—0だった。

 大リーグ1年目に開幕から6連勝した日本投手は2002年の石井(ドジャース)以来。完封は昨年4月の黒田(ヤンキース)以来で7人目。日米を合わせたレギュラーシーズンの連勝は「34」となった。

 ロイヤルズの青木はロッキーズ戦に「1番・右翼」で3打数無安打。チームは3—2で勝った。

■初完封、初めて漂う満足感 田中将「一番良かった」

 27個目のアウトを見届けてもほとんど表情は崩さなかった。日本のときのような派手なガッツポーズもない。チームメートとハイタッチを交わすとようやく、笑みを浮かべた。メジャー初完封を飾ったヤンキースの田中将は「全体的には一番良かった」。開幕から自分の投球に納得してこなかった男が、少しだけ満足感を漂わせた。

 同じニューヨークを拠点とするメッツとの「サブウエーシリーズ」。敵地シティ・フィールドの広さを生かし、序盤は打たせて取った。速球の制球が抜群で、コーナーを突く。さらにこれまでは多くなかったカットボールとチェンジアップを投げ、幅を広げた。

 中軸を迎えた7回はギアを上げた。さまざまな球種を織り交ぜ、3者三振。少ない球数でスコアボードにゼロを並べ、114球で試合を締めた。「いろんな球を使って、いろんな攻め方ができた」と手応えを口にした。

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