父の訴え、共感呼ぶ 米銃乱射「惨事減らせ」

 【共同】銃乱射などで6人が殺された米カリフォルニア州サンタバーバラ近郊の事件で、犠牲者の父親が銃規制を強く訴え、米国で共感が広がっている。全米ライフル協会(NRA)など規制反対派の政治力は強く、訴えが規制に直結するわけではない。ただ「惨事を減らす試みは続けるべきだ」(ニューヨーク・タイムズ紙)との機運が高まっている。

 父親はリチャード・マルティネスさんで、息子のクリストファーさん(20)は現場に近いカリフォルニア大サンタバーバラ校の学生だった。

 リチャードさんは事件直後、メディアの前で「(息子は)臆病で無責任な政治家とNRAに殺された。銃の権利を訴えるのはいいが、息子の生きる権利はどうなるのか」と怒りをぶちまけた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る