みずほは住宅ローン下げ 6月適用固定、4行は維持
- 2014年5月30日
- 日本発ニュース
【共同】みずほ銀行は30日、6月から適用する住宅ローン固定型10年の最優遇金利を、5月よりも0.05%引き下げ年1.35%にすると発表した。大手5行の金利が出そろい、固定型10年の最優遇金利は三菱東京UFJ、三井住友、りそな、三井住友信託の4行が維持を決めた。銀行間の金利引き下げの競争が激しく、収益の確保が難しくなっていることが背景にある。
みずほが固定型10年の金利を引き下げるのは3カ月ぶりとなる。
固定型10年の指標とされる新発10年国債の利回りは、5月29日に0.565%と約1年1カ月ぶりの低水準となった。長期金利が下がれば銀行が資金を調達する金利も低下する。それでも適用金利の「一段の引き下げで収益が悪化するのを避けたい」(大手銀幹部)との声もあり、据え置きが相次いだとみられる。
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