7月1日に日朝協議 拉致調査の権限聴取
- 2014年6月25日
- 世界のニュース
【共同】日本政府は25日、北朝鮮との外務省局長級による協議を7月1日に中国・北京で開催すると発表した。北朝鮮が設置する拉致被害者の安否再調査などに関する特別調査委員会の権限や構成、責任者について聴取。持ち帰って内容を分析し、問題ないと判断すれば独自に科す経済制裁の一部解除に踏み切る方針だ。
実際の解除に備え、関係省庁間で既に調整を進めており、早ければ来週中に解除を決める可能性がある。北朝鮮の出方次第では、拉致問題解決に向けた動きが本格化することも予想される。
協議には、日本側から伊原純一アジア大洋州局長が出席。警察庁や厚生労働省などの担当者も参加する予定だ。北朝鮮側からは宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使が出席する。
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