洋上処理船がスペイン出港 シリア化学兵器廃棄

 【共同】米国防総省は25日、シリア化学兵器の全廃計画で、危険性の高い化学物質を洋上で処理する米国の大型船「ケイプ・レイ」が寄港先のスペイン南部ロタを出港したと発表した。

 数日でイタリア南部ジョイアタウロの港に到着し、シリアから搬出された化学物質をデンマークの船から積み替える予定。その後、公海に移動して「安全かつ適正な方法」で化学物質の中和処理に着手するとしている。

 シリアから搬出された化学兵器のうち、サリンの原料など危険性の高い物質は「ケイプ・レイ」と英国の民間施設で処理。危険性の低い残りはフィンランドと米国の企業2社が処分する。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る