いら立つ政府、市民へ圧力 ナイジェリア国内に溝

 【共同】ナイジェリア北東部ボルノ州でイスラム過激派ボコ・ハラムが200人以上の女子生徒を拉致して14日で3カ月。解決の兆しが見えず、いら立つ政府は、救出を求めるデモの市民やメディアへの圧力を強めている。事件をめぐり貧富の格差が大きいナイジェリア南北間の溝も深まっている。

 「少女らの解放まで絶対に解散しない」。首都アブジャ中心地の広場での抗議デモ。主催者の1人、女性会社員フロレンス・オゾルさん(34)が訴えると50人以上の参加者から拍手が起こった。

 4月下旬からのアブジャのデモはネットで世界に伝わり、政府の対応の遅さに批判が高まった。事件では米国や英国が専門家チームを派遣、生徒らの捜索・救出を支援しているが、具体的な成果は出ていない。

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