実施競技上限は柔軟に対応 20年五輪へ今後の議論注目
- 2014年7月22日
- スポーツニュース
【共同】国際オリンピック委員会(IOC)は中長期的な改革「五輪アジェンダ2020」で2020年東京五輪での実施競技選定は現行の競技数の上限28にこだわらず、種目に比重を置いて柔軟に対応する方針を明確にした。今後は9月に各委員会で細部を詰める予定で、10月の理事会での議論が注目される。
スイスのローザンヌで19日に開いた「五輪サミット」にはバッハ会長や主要団体会長ら16人が出席し、意見交換した。于再清副会長は、実施競技数は全体の参加選手数1万500人を維持した上で「30競技が理想的だろう」と語った。夏季五輪国際競技連盟連合のリッチビッティ会長は「種目を整理する努力をすれば新競技が入る枠をもっと増やせる」とIOCの方針に賛同した。
2年後のリオデジャネイロ五輪は28競技、306種目を実施。野球とソフトボールの復帰を支持する各国オリンピック委員会連合(ANOC)のアハマド会長は「種目を減らすには各競技で綱引きもあり、明確な基準を設ける必要がある」と話した。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ