給湯機103万台リコール パナ、エコキュート
- 2014年7月25日
- 日本発ニュース
【共同】パナソニックは25日、ヒートポンプ式給湯機「エコキュート」約103万台のリコールを実施すると発表した。圧縮機が破裂し、カバーなどの部品が飛び出す恐れがあるため、無償で点検・修理する。茨城、兵庫、島根の3県の住宅で計5件の事故が起きていた。けが人はいないという。
対象となるのは、2003年11月〜13年1月に製造した計208機種。「ナショナル」と「パナソニック」ブランドが計97万8317台。「コロナ」と「ユーリッチ」ブランドが計5万3270台。これまでの全出荷台数の約90%を占める。
「ヒートポンプユニット」と呼ばれる装置の排水口が詰まることで、底に塩分を含む水がたまり、それを圧縮機に巻かれた防音材が吸収、水分が蒸発して塩分が濃縮して残ったため、金属の腐食が進んだという。
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