トヨタ、世界ラリーに意欲 社長が海外の会場視察

 【共同】トヨタ自動車は、閉鎖した一般公道で競うモータースポーツであるラリーの最高峰、世界ラリー選手権(WRC)へ復帰する意欲を高めている。豊田章男社長が7月下旬から8月上旬にかけてフィンランドで開かれたWRC会場を視察。モータースポーツを手掛ける欧州の現地法人もラリーカーを開発中だ。

 トヨタは1990年代、WRCのメーカー部門で年間総合優勝を3回している。

 最近、豊田社長はWRCの公式インターネットサイトに登場し「会社のトップとしてその伝説をつなげていきたい」「いいクルマをつくるため、トヨタにはラリーが必要だと私がみんなに示さないといけない」と復帰を目指す考えを示した。

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