エボラ薬の使用、慎重に 米衛生当局者が注意

 【共同】米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は13日、西アフリカで流行するエボラ出血熱の治療に開発段階の薬を使う際には慎重な手続きを踏むよう求める論文を、医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表した。

 開発中の治療薬はいくつか存在するが、薬の効き目が未知数で副作用の恐れもあり、供給可能量が少ないと指摘。「奇跡の薬が現在の流行を終わらせることはなさそうだ」として、感染者の特定と隔離といった従来の封じ込め策を国際協力で続ける重要性を強調した。

 同研究所は米国立衛生研究所(NIH)の傘下。NIHは今秋にもエボラ出血熱ワクチンの臨床試験を始める予定。

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