利上げ前倒しが適切になる可能性も FOMC議事録

 【共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は20日、7月29〜30日分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を発表した。それによると参加者の多くが、雇用と物価安定が想定よりも早く改善しFOMCの目標へと近づくならば、利上げなど緩和からの脱却の前倒しが適切になる可能性があると指摘した。数人は、現時点の雇用や物価の目標に向けた進展や今後の見通しからみて、「比較的速やかな動き」が必要になっているとした。

 ただ、大半の参加者は、利上げ時期の見通しのどんな変更も今後の経済情勢次第との見方を示し、指標などをさらに見極める必要があるとの姿勢を示した。

 参加者は総じて「労働市場の改善は予想以上」との見方で一致。ただ、労働市場にどれだけの緩みがあるかについては、参加者の意見は分かれた。失業率はFOMCが長期的に正常とする水準に近づいているが、多くの参加者は現状と正常な雇用水準との間には、失業率が示す以上のギャップがあるとの認識を示した。

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