理研の再生研究、評価急落 STAPで文科省委員会 予算に影響も
- 2014年9月2日
- 日本発ニュース
【共同】文部科学省の独立行政法人評価委員会が、理化学研究所の2013年度の業務実績評価で「発生・再生科学総合研究」と「法令順守、倫理の保持等」の2項目で「改善が必要である」という事実上の最低評価を付けたことが2日、関係者への取材で分かった。評価の急落で、理研の再生医療分野の予算に影響しそうだ。
理研の発生・再生科学総合研究は、神戸市の発生・再生科学総合研究センターが担い、13年度後半に問題化したSTAP細胞論文執筆者の小保方晴子研究ユニットリーダーらが所属している。
文科省幹部は「ほかの研究成果への評価を一連のSTAPをめぐる問題の対応のまずさが打ち消している。低い評価は仕方がない」と話す。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ