生まれた日に死亡、100万人 国連「母子ケア強化を」
- 2014年9月16日
- 世界のニュース
【共同】国連児童基金(ユニセフ、本部ニューヨーク)は16日、昨年1年間に世界で死亡した新生児約280万人のうち、約100万人は誕生した日のうちに死亡したと発表した。出産直後の母子へのケア強化など、重点的な対応が必要だと訴えている。
同日発表の報告書は、生後1時間以内に母乳を与え始めれば、免疫力がついて新生児死亡のリスクを44%も減らせるのに、半数以上の新生児は与えられていないと指摘。
一昨年には、新生児の3人に1人が適切な医療ケアのない状態で出生したとし、改善を促した。
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