国連、エボラ出血熱対策を主導 異例の派遣、各国支援調整

 【共同】西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の感染を封じ込めるため、国連の潘基文事務総長が派遣を発表した「国連エボラ緊急対応支援団」は、欧米など各国の支援が円滑に進むよう、現場活動を調整する役割を想定している。共同通信が18日入手した潘氏の書簡によると、潘氏は安全保障理事会の議長国、パワー米国連大使に対し、支援を「主導する」と決意を表明した。

 外交筋によると、国連事務総長が感染症の大規模な流行への対応のため、支援団派遣を決めるのは極めて異例という。

 エボラ出血熱をめぐっては、米国が輸送部隊を含め軍の約3000人を動員し、100床のベッドを持つ治療施設を計17設営する方針を表明。キューバも165人の医療従事者を派遣すると発表するなど国際社会の支援表明が相次いでおり、「重複」(潘氏)を避けるため、支援団が調整に当たる。

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