独創には自由が必要 中村さん、怒りを力に

 【共同】原動力は「怒りだ」。ノーベル物理学賞に決まった中村修二さん(60)が7日、所属する西海岸の大学で記者会見し、独創的な研究には自由な環境が欠かせないとの持論を強調、研究にまつわる怒りを飛躍のばねにしてきたと語った。

 米国での研究生活が長い中村さんは「米国が日本と違うのは、研究の自由があることだ」とカタカナ発音の英語を流ちょうに使いこなして熱弁。「米国では誰もがアメリカンドリームを夢見ることができる。日本には真の自由がない」と述べた。

 会見場に入りきれないほど集まった200人以上の報道陣や学生らを前に、うっすらと額に汗を浮かべた中村さんは、省エネのLEDの価値やグローバリゼーションの重要性について説明。時折、記者会見場を笑いに包む話術で約20分間にわたり喜びや抱負を語った。

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