ネット検索結果削除を命令 東京地裁が初判断

 【共同】インターネットの検索サイト「グーグル」で自分の名前を検索すると、過去に犯罪行為をしたかのように連想させる投稿記事が多数表示され人格権が侵害されているとして、日本人の男性がグーグルに検索結果を削除するよう求めた仮処分で、東京地裁は9日、検索結果の一部を削除するよう命じる決定をした。

 関述之裁判官は「検索結果の一部はプライバシーとして保護されるべきで、人格権を侵害している。検索サイトを管理するグーグルに削除義務がある」と認定した。

 男性側弁護士によると、検索結果の削除を命じた司法判断は国内で初めてとみられる。今後、同種の訴えにより、検索サイト側が対応を迫られることが増える可能性もある。

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