EU「旗手」の立場保つ 排出削減へ新目標

 【共同】欧州連合(EU)首脳会議は24日、2030年までに温室効果ガス排出量を1990年比で40%削減するなどの枠組みで合意。国際社会に20年以降の新目標をいち早く示し、地球温暖化対策の「旗手」としての立場を保った。ただ経済状況の悪化や各国の意見の相違から、より現実的な対応へ妥協したことも否めない。

 来年末に国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)のホスト国となるフランスのオランド大統領は24日「欧州が逃げ腰だったら、どうやって中国や米国を説得できるのか」と述べ、EUの合意を自賛した。

 EUは2008年、先進国の中で率先して温室効果ガス排出量を20年までに20%削減するなどの目標を決めた。欧州委員会によると、12年の時点で既に18%削減されており、目標は達成される見込み。

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