アピール必要なAロッド 出場停止から来季復帰

 【共同】大リーグで薬物規定違反により今季全試合の出場停止処分を受けたヤンキースのスター内野手ロドリゲスが、ワールドシリーズ終了後に登録選手に復帰した。ただ、通算654本塁打の強打者にとっても1年を棒に振ったブランクは大きいとみられ、定位置を確保するためには来春のキャンプでアピールする必要がありそうだ。

 AP通信によると、ジラルディ監督は今季終了後、ロドリゲスについて「キャンプにならないと彼の状態は分からない。三塁手として期待しているが、彼がどうであるかを見なければ公平ではない」と語った。2年連続でプレーオフ進出を逃したチームにとって、調子の上がらない選手を起用する余裕はない。

 ヤンキースは2007年12月に10年総額2億7500万ドル(約322億円)でロドリゲスとの契約を更新。17年まで3年計6100万ドルの契約がまだ残っている。スタインブレナー共同オーナーは「(活躍を)予想することはできない…。もし万全なら、貢献できるだろう」と歯切れが悪い。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る