外相会合開催に暗雲 イラン核協議、後退も

 【共同】イラン核問題の包括解決を目指し、ウィーンで開かれている欧米など6カ国とイランの協議は、合意形成に必要な外相会合の開催に暗雲が漂い始めた。交渉関係者は「全てが振り出しに戻ったようだ」と状況の悪化を指摘しており、24日の交渉期限までの最終合意は全く見通せない状態だ。

 18日に始まった協議では次官級での2国間会談などが続いており、19日夜までに全体会合は一度も開かれていない。別の関係者は「外相が集まれる段階には程遠い」と述べ、双方の対立が悪化していることを明らかにした。

 タス通信によると、ロシアのリャプコフ外務次官はラブロフ外相のウィーン入りについて「双方が妥協点を見いだし、少なくとも合意の土台が築けるか次第だ」と説明。成果が見通せないままで外相会合に臨む考えはないと強調した。

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