中国サイバー攻撃に警鐘 米高官、インフラ打撃も
- 2014年11月20日
- 世界のニュース
【共同】国家安全保障局(NSA)のロジャーズ局長は20日、米国のコンピューターシステムに侵入し、電力や水道などの社会的インフラに打撃を与える能力を持つ国が中国を含め複数あると語り、国家ぐるみのサイバー攻撃に警鐘を鳴らした。
下院情報特別委員会の公聴会で証言した。局長は「米国の基盤インフラを操作不能にしたり、停止させたりする能力」を中国が持っているとの認識を示した上で、同様の国が「さらに1〜2カ国」あると指摘した。
さらに「われわれはこうした能力の強化に投資している複数の国を注視している」と述べ、米国のシステムに侵入し、ネットワークの構成や弱点に関する情報を盗もうとする動きを監視していると強調した。
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