首相再始動 安倍色課題にアクセル 長期政権へ、なお死角

 【共同】安倍晋三首相は衆院選で巨大勢力を維持したのを受け、集団的自衛権行使容認に関する安全保障関連法制の整備など「安倍カラー」の濃い課題へアクセルを踏む構えだ。ただ、選挙戦は景気回復の一枚看板で押しただけに、肝心の経済でつまずけばたちまち足元がおぼつかなくなる。強引な国会運営や人事への不満も潮目を変えかねない。課題をこなし長期政権を実現させるには、なおいくつかの死角が浮かぶ。

 「国民からの力強い支持を胸に刻み、ぶれることなく真っすぐに進んでいく」。衆院選から一夜明けた15日午後、党本部での記者会見で、首相は政権継続への意欲をあらわにした。

 会見で首相は、来年の通常国会で安保関連法制の整備を急ぐ考えを示した。選挙戦では「公約に明記し、演説でも必要性を訴え支持をいただいた」と胸を張った。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る