大間原発の審査を申請 建設中で初、電源開発
- 2014年12月16日
- 日本発ニュース
【共同】電源開発(Jパワー)は16日、青森県大間町で建設中の大間原発が新規制基準を満たすか確認する審査を原子力規制委員会に申請した。建設中の原発の申請は規制委の発足後初めて。運転開始には審査合格が必要となり、同社は営業運転開始の時期を2021年度ごろと見込んでいる。
津軽海峡を挟んだ対岸で、大間原発から23キロ離れた北海道函館市は「稼働ありきとして申請したことは誠に遺憾」とのコメントを発表。同市は、電源開発や国に建設差し止めなどを求める訴訟を東京地裁に起こしている。
これで規制委に審査を申請したのは14原発21基になった。
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