男子自由形など集中強化 東京五輪のメダル増狙い

 【共同】2020年東京五輪でのメダル獲得種目を増やすため、国が集中的に若手選手を強化する対象に競泳男子自由形や卓球男子など6競技の種別・種目が選ばれた。文部科学省から事業を委託された日本スポーツ振興センター(JSC)が「ターゲットスポーツ」に指定し、18日に発表した。

 有望選手を国費で重点強化する「2020ターゲットエイジ育成・強化プロジェクト」の一環で、他に陸上の男女競歩、テニスの男女、トライアスロン女子、ライフル射撃の男女が入った。

 文科省は東京五輪で「金メダル数25〜30個で世界3〜5位」の目標達成にはメダル獲得が可能なレベルの競技を増やす必要があると判断。近年メダル獲得実績がある分野以外で、日本人の適性や国際大会の成績などをもとに6年後に金メダルが見込めるものを選んだ。有望選手には情報・医科学面を中心に支援する。

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