敵地で勝ち切る地力足りず 錦織は2勝、底上げ課題

 【共同】男子テニスの国別対抗戦、デ杯ワールドグループ1回戦の日本―カナダ最終日は8日、バンクーバーで行われ、日本は通算2勝3敗で敗れた。錦織圭(日清食品)がシングルスで2勝と奮闘しながら、他のメンバーに敵地で勝ち切るだけの地力と精神力が足りなかった。

 錦織はミロシュ・ラオニッチとのエース対決を3―6、6―3、6―4、2―6、6―4で制した。最終セットは先にブレークに成功しながら自身サーブの第6ゲームを落とし、3―3とされた。カナダの応援のボルテージが一段と上がる中「何度か気持ちが切れかけた」という。この追い込まれた場面で強靱なメンタルで踏みとどまった。

 4―4の第9ゲーム。リターンで相手に重圧をかけてブレークに成功し、押し切った。「アウェーの雰囲気に流されそうなところを耐えたのが一番の鍵だった」と誇らしげに話した。

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