無人機の夜間飛行実験へ ホワイトハウス周辺

 【共同】AP通信は10日、大統領警護隊(シークレットサービス)がホワイトハウス周辺で無人機の夜間飛行実験を計画していると報じた。無人機からの防衛態勢構築に役立てるとともに、警護隊の活動に無人機を導入する方策も探るのが目的。

 飛行実験では、遠隔操縦された無人機の飛行を妨害する技術などを試みる。ホワイトハウス付近の建物や大木などが、無線信号にどのような影響を与えるかも確かめるとしている。

 実験は数週間かけて、ワシントンで午前1時から同4時にかけて実施、通常は飛行が禁止されている区域で行う予定。無用な混乱を避けるため、飛行実験は事前公表される見通し。周辺のインターネット通信や電話通話が妨害される可能性もあるという。

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