開催地選定が大詰め 16年サミットで政府 

 【共同】日本が来年、議長国を務める主要国首脳会議(サミット)の開催地選定が大詰めを迎えている。安倍晋三首相は6月7、8日のドイツ・サミット前に選ぶ方針で「落ち着いた雰囲気」を重視する意向を示す。立候補した8カ所のうち、静養地の三重県志摩市や長野県軽井沢町は首相発言に期待感を高め、選定を想定した態勢整備に動いている。

 「あらゆる観点から検討中だ。まだ迷っている」。首相は訪米中の1日、同行記者団の質問に明言を避けた。一方で「各国首脳が落ち着いた雰囲気で議論できることが大切だ」とも語った。

 同じフレーズは第1次政権の際、安倍首相が2008年のサミット会場を静養地の北海道洞爺湖町に選ぶ前に繰り返していた。志摩市や軽井沢町は、警察庁が警備面から推奨している。

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