購読ページ数に応じ印税 アマゾン、自己出版に

 【共同】IT大手アマゾン・コムは22日、自社のタブレット端末「キンドル」上で出版社を通さず自己出版した作者に対し、読者の取り込んだページ数に応じて印税を支払う新方式を導入すると発表した。7月1日から実施する。

 これまでは書籍1冊が丸ごと取り込まれたか、全体の10%が読まれた場合に印税を支払っていたが、長編の作者らが短編と同じ扱いを受けるのは不当だと改善を求めていたという。新方式を日本で導入するかどうかは明らかになっていない。

 新方式は年会費99ドル(約1万2000円)を支払うと多様な特典を受けられる「アマゾン・プライム」の会員向けの書籍配信サービスなどで導入する。収益が良ければ、自己出版の書籍以外にも新方式を適用していくとみられる。

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