豊田合成、ブラジル自動車部品会社に出資
- 2015年8月21日
- 自動車関連
豊田合成(愛知県)はブラジルの自動車用プラスチック部品メーカー、ペクバル・インダストリア(Pecval Industria、サンパウロ州インダイアツーバ)に30%資本参加すると発表した。ブラジルでの事業基盤強化が目的。
ペクバルはシミズ工業(愛知県)の100%出資子会社で、インストルメント・パネル構成部品、ラジエータ・グリルなど自動車の内外装樹脂部品を生産する。
豊田合成は必要な手続きを経てシミズ工業からペクバル持分を取得する。出資時期は2015年10月頃の予定で、出資額は非公表だが出資比率は30%となる。シミズ工業はデンソー(愛知県)の子会社。
豊田合成のブラジル事業は、14年12月に稼動を開始した生産子会社GDBR Industria e Comercio de Componentes Quimicos e de Borracha Ltda.(サンパウロ州イタペチニンガ)との2拠点体制になる。
豊田合成は、タカタの大量リコールで高まっている交換用エアバッグ需要からも収入を伸ばしたいと考えている。ホンダは1月、北米向けアコードのエアバッグをタカタ製から豊田合成製に変更することを決めている。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ