ウォーホル作品、すり替え 米、偽物気付かず数年展示 

 【共同】ロサンゼルスの映画会社が所有し、展示していた米ポップアートの巨匠、故アンディ・ウォーホルの作品9点がカラーコピーにすり替えられ、盗まれていたことが分かり、警察が捜査を始めた。米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)などが10日伝えた。

 数年間、気付かれないまま、同社は展示を続けていた。被害総額は約35万ドル(約4200万円)。公表された警察文書によると、同社側が7月、フレーム交換のため業者に作品の一つを持ち込んだところ、業者が偽物だと気付き、発覚した。

 9点は1980年代に制作された版画「危機にひんしている種」シリーズなどの一部で、盗まれた作品の少なくとも1点が2011年に競売で落札された可能性があり、競売会社側は警察の情報提供要請に応じたという。

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