「日系人強制収容を忘れない日」2月19日、ロジャー・シモムラ迎え、スミソニアン国立歴史博物館で

 第2次世界大戦中の、1942年2月19日、ときのルーズベルト大統領は、人種差別をもとに、安全保障の脅威になるという口実をつくり、日系アメリカ人を強制収容所に送る権限を軍に与えた。それが、「大統領行政命令9066号」(Executive Order 9066)だ。

 不正義と屈辱を忘れない、歴史を繰り返さないーー。そのために、アメリカの日系社会は、毎年2月19日を「The Day of Remembrance」として、心に刻む。各地で、さまざまな教育や啓発のイベントも開かれる。

 首都ワシントンDCのスミソニアン国立歴史博物館では、今年、著名な日系人アーティスト、ロジャー・シモムラを迎えて、「日系人強制収容を忘れない日」を振り返る。

Photo credit: "Classmates,"by Roger Shimomura. Collection of Tilman Smith

Photo credit: “Classmates,”by Roger Shimomura. Collection of Tilman Smith

 シモムラは、幼少時代、祖母とともに強制収容所で暮らした。そのときに祖母が書きためた日記が、大きな影響を与えたという。現代アート、日本の伝統工芸「浮世絵」、漫画のキャラクターを融合させ、多民族国家アメリカに存在する現代と過去における人種差別をポップに表現するアーティストだ。
 作品展示、講演、サイン会など、盛りだくさんな1日となる。

 また、同博物館では、ワシントンDC近郊から選抜された高校生20人を招いて、日系人の歴史にまつわるコレクションの数々に、実際に触れて、学べる環境を提供する。アメリカ史上最も多くの勲章を受けた第442連隊戦闘団のジャケットを着用したり、「千人針」の製作を体験してもらったりするという。

◾️日時:2月19日(金)6:30~8:30pm
◾️会場:National Museum of American History (14th Street and Constitution Avenue, NW, Washington, DC 20001)
◾️詳細:http://americanhistory.si.edu/

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