松本輝彦 (Teruhiko Matsumoto)

松本輝彦 (Teruhiko Matsumoto)

海外・帰国子女教育カウンセラー。北米の日本人の子どもの教育サポートに30年以上携わる。最近は、北米の保護者向けの教育講演会・情報誌・インターネットを通じての教育情報の発信や教育相談を中心に活動。また、北米の子どもたちが現地校で身につけている「宝(アカデミックスキル)」の教育を日本の学校で広げるために、日本の中学・高校・大学の授業や講演会も活発に行っている。

松本輝彦 (Teruhiko Matsumoto)の記事一覧

    第50回 南山国際高・中、閉校へ

     南山国際高校・中学(愛知県豊田市)は、中学の新入生募集を2018年度から停止すると、10月23日に発表しました。その後、新1年生が中学を卒業する19年度末で中学校を廃止する予...

    第49回 世界大学ランキング:東大、アジアの首位から転落

     9月30日に発表された世界の大学ランキングは、英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」によるもので、研究内容や論文の引用回数、それに国際...

    第48回 日本の大学の文系学部は廃止?!

    人文系学部廃止?  文部科学省は6月に、国立86大学に「文学部や社会学部などの人文社会系の学部と大学院について、社会に必要とされる人材を育てられていなければ、廃止や分野の転換の検...

    第47回 地域差が大きい現地校

     「アメリカでは地域により学校の教育が大きく違う」と、日本から来た保護者は驚かれます。その主な理由である「学校教育費」の影響について考えてみましょう。 学校教育費  全米の公立...

    第46回 現地校での伝える力の指導

     「伝える」力は、アメリカでは「民主主義を守る」「アカデミック力を伸ばす」ために大切なものです。現地校では、子どもの発達段階に応じて、このスキルのトレーニングが繰り返されます。 ...

    第45回 教育のグローバル化

     「教育のグローバル化」と言われますが、子どもの学校の勉強とどんな関係があるのでしょうか。 成績とは?  皆さんのお子さんが「勉強ができる」「勉強できない」というのは、何を基準...

    第44回 世界の大学教育-
    米国流の急激な広がり

    大学生の急増  英エコノミスト誌は、「大衆向けの高等教育は米国で19世紀に始まり、20世紀には欧州と東アジアに広がり、現在ではサハラ以南のアフリカを除く世界のほぼ全域で見られ...

    第43回 米公教育の目的-大学での教育に向けて

     「この高校を卒業した生徒は、どんなレベルの大学に進学してもしっかりと勉学できる能力とスキルを身に付けています」。こんな言葉を、アメリカの高校の校長から何度も聞きました。 大学教...

    第42回 私立中学入試に英語導入広まる

     今年4月入学のための一般入試科目に英語がある首都圏の私立中学は32校。そのうち、今年から実施する学校は13校と全体の4割以上を占める、との報道がありました。この「中学入試での英語...

    第41回 大きく変わる、日本の教育!大きく変わる、日本の大学入試!

     日本の大学入試が改革され、日本の学校教育の「学力の内容」が大きく変わる可能性が高くなりました。 新テストの提案  中央教育審議会による、高校・大学での教育と大学入学者...

    第40回 子育ての目標? 

     「25歳で、経済的・社会的に自立して、自分の希望する道を進めるように、子どもを育てる」を、「子育ての目標」として提案します。 25歳  かつて、アメリカでは、「16歳の誕生日...
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