日系アメリカ人、知られざる強制収容と農場労働の歴史を写真で、ポートランド

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日系アメリカ人、知られざる強制収容と農場労働の歴史を写真で、ポートランド

　第2次世界大戦における日系アメリカ人の強制収容のさなかで、3万3千人にのぼる日系人が、農場で働く季節労働者として駆り出されたことは、あまり知られていない。その多くは、シュガービーツの大農園で働いた。

Laborers in sugar beet fields outside of Shelley, Idaho. Library of Congress, Prints & Photographs Division, FSA-OWI Collection, LC-USF34-073809-E.

　そんな彼らの労働の実態を、写真で振り返る企画展が、オレゴン州ポートランドで開かれている。

　企画展のタイトルは、「Uprooted: Japanese American Farm Labor Camps During World War II」。連邦政府の写真家ラッセル・リーが撮影したものだ。撮影場所は、オレゴン州ニーサ（Nyssa）、アイダホ州のルパート、シェリー、ツインフォールズの、それぞれ近くにある農場。

Library of Congress, Prints & Photographs Division, FSA-OWI Collection, LC-USF34-073890-D.

　農場での強制労働を振り返る、短編ドキュメンタリーも上映される。展示は6月19日まで。

　2月28日（日）2pmからは、レクチャー「The Camp Without a Fence: Nikkei Farm Laborers in Malheur County During World War II」もある。会場は、ポートランドの「Epworth United Methodist Church」。入場無料。

Photo courtesy of Rich Iwasaki.

◾️会場：Oregon Nikkei Legacy Center (121 NW 2nd Avenue, Portland, OR 97209)
◾️問い合わせ：503-224-1458
◾️詳細：www.oregonnikkei.org

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