ニューヨークでの所得救済、メンタル面の救済に関する呼びかけ

新型コロナウイルスの影響により、生活面や精神面で悩む人が増えている。そんな人々に向けて、ニューヨークを拠点に活動する日米ソーシャルサービス(Japanese American Social Services, Inc.=JASSI)は救済に関連する情報提供を行っている。

詳細は以下のとおり。

ニューヨーク州:Excluded Workers Fund(EWF)の申請開始

ニューヨーク州政府の失業手当、または連邦政府によるCOVID関連の所得救済の対象とならない労働者に対し、直接現金援助を提供する国内初の21億ドルの基金Excluded Workers Fund(EWF)の申請が開始された。

EWFの申請はこちらから:
https://dol.ny.gov/EWFApply

リソース:
FAQ & Document Checklist
How to Talk to your Employer
Template for Translating Documents

自殺予防に関する普及啓発

新型コロナウイルスの感染拡大にともなう経済的な困窮や外出自粛によるストレスが影響し、自殺者数が増加している。心の不調や生活の不安等を感じた時は、一人で悩まず相談を。外務省(領事局および在外公館)は以下の国内NPO団体と連携し、在外邦人が抱える孤独・孤立およびそれに付随するさまざまな問題に対してきめ細かく対応する。

以下の団体の窓口では日本語によるチャット・SNS相談等を受けることが可能。

特定非営利活動法人 あなたのいばしょ
SNSやチャット相談を通じて孤独・自殺対策に取り組む。24時間365日、年齢や性別を問わず、誰でも無料・匿名で利用できる。

特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク
SNSやチャットによる自殺防止の相談を行い、必要に応じて電話や対面による支援も行う。さまざまな分野の専門家および全国の地域拠点、在外公館と連携して「生きることの包括的な支援」を行う。

特定非営利活動法人 チャイルドライン支援センター
18歳以下のこどもを対象に話を聴く。海外からはオンラインチャットによる相談が可能。 対応日時はこちら

特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア
主要SNS(LINE、Twitter、Facebook)およびウェブチャットから、年齢・性別を問わず相談に応じる。相談内容等から必要に応じて対面相談・電話相談(一般電話回線のほかにLINE、Skypeなどの通話アプリにも対応)、および必要な場合に在外公館を含む各種公的機関やさまざまな分野のNPO団体へつなぎ支援を行う。

特定非営利活動法人 BONDプロジェクト
“生きづらさを抱えた10代20代の女性”に世代が近い相談対応スタッフが寄り添って一緒に考える。SNS、電話、対面、同行支援等の相談を行う。

■外務省海外安全ホームページ(孤独・孤立及びそれに付随する問題でお悩みの方へ):
https://www.anzen.mofa.go.jp/life/info20210707.html

■英語での相談はこちら:
https://www1.nyc.gov/site/doh/health/health-topics/suicide-prevention.page
https://www.nycservice.org/organizations/1120
http://www.suicide.org/hotlines/new-york-suicide-hotlines.html

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