政府、前例ない取材規制 情報錯綜招いた統制

 【共同】さまざまな情報が錯綜したアルジェリア人質事件で、同国政府は国内メディアに従来になく厳しい取材規制を課した。地元メディアの記者らが29日までに「情報統制」の一端を証言、政府対応への不満を打ち明けた。

 「現場に行こうとしたら、ビデオカメラを没収すると脅された。こんなことは初めてだ」と語るのは地元テレビ局に勤務する男性記者(39)。当局の強硬姿勢により、現場入りの断念を余儀なくされた。

 軍事作戦の終了後も、事件現場のガス田施設に近づくことが許可されたのは国営メディアのみ。首都アルジェから千キロ以上離れた砂漠のかなたという地理的要因も相まって「現場に入れない以上、不確かで断片的な情報に依拠せざるを得なかった」と地元記者は口をそろえる。

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