2位クルーズ氏正念場 共和、インディアナ予備選

 大統領選は3日、中西部インディアナ州で共和、民主両党の予備選が行われた。共和党は、首位の実業家トランプ氏(69)を追う2位のクルーズ上院議員(45)が苦しい局面を打開し、勝負を7月の党大会での決選投票に持ち込めるか正念場に立たされている。

 同州の共和党予備選は57人の代議員獲得が争われ、残る10州のうち最大のカリフォルニアに次ぐ大票田。ここでクルーズ氏が負ければ、党大会決着の可能性は大幅に狭まる。

 クルーズ氏は先月のニューヨーク州や東部5州の予備選で惨敗。指名が見通せない中、コンピューター大手の元女性最高経営責任者(CEO)フィオリーナ氏(61)を副大統領候補にする奇策に出るなど必死の運動を展開してきた。(共同)

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